ゴルフ用語の解説【セ】

正規のラウンド

1〜9番、10〜18番ホールまでを正しい順序でラウンドすること。

 

アウト(1〜9番)と、イン(10〜18番)が逆になるのは問題ない。

 

 

セカンドショット

ティーショットを打った次のショット(2打目)のこと。

 

 

セットアップ

アドレスする際に、スタンスの位置や方向、手の位置、クラブの位置などを決めてセットすること。 

 

また、ショットの再現性を高めるために毎回、同じ手順でセットアップすることを「ルーティーン」と言う。

 

 

セミパブリックコース

会員数が少なく、会員の使わない時間帯をビジター(非会員)に開放するコース。

 

 

セミラフ

フェアウェイほど芝を短く刈り込んではいないが、ラフよりは芝を短く刈ってあるようなところ。

 

フェアウェイとラフとの中間(ファーストカット)。

 

 

セルフプレー

キャディ無しでプレーすること。

 

乗用カートを利用し、リーズナブルな料金でプレーすることが可能。

 

 

前進2罰打

2019年のルール改訂により、OB(アウトバウンズ)やロストボール(紛失球)になったときの救済措置として「前進2罰打」という新ルールが、ローカルルールで認められるようになった。

 

前進4打|2打罰|1分で分かるゴルフルール

 

これまで(2018年まで)のルール

暫定球を打っておらずにOBやロストボールになったときの措置の方法としては、ティーショットがOBまたはロストボールの場合は、「1罰打」と「最初のストロークを含め」、第3打目としてティーイングエリアに戻って、ティーアップして打つ。
その他の場合は、「1罰打」と「OBまたはロストボールにした1ストローク」を加算し、OBまたはロストボールを打った場所の出来るだけ近くに戻って、ボールをドロップして打ち直し。

 

2019年のルール改訂による新ルール「前進2罰打」

これまでの措置方法も選べるが、そのほかに「前進2罰打」というローカルルールが加わった

 

暫定球を打っていない場合に、「元の位置に戻って打ち直し以外の選択肢」として、この「前進2罰打」のローカルルールを選択できる。

 

前進2罰打を選択した場合のドロップの仕方(やり方・方法)

前進2罰打の処置(措置)方法
「2罰打」を加えて、手順 1⇒2⇒3でリリーフエリア(ドロップエリア・ドロップゾーン)内にドロップしてプレー。

  1. ボールがOBの境界線を横切ったと推定される地点、あるいはジェネラルエリア内でロストボールとなった地点(1の地点)を決める。
  2. 1の地点から最も近くで、ホールに近づかない、プレーしているホールのフェアウェイとラフの境界線の地点(2の地点)を決める。
  3. OB(図1)の場合2の地点を通る直線とその外側(フェアウェイ側)の2クラブレングスまでのジェネラルエリアすべてがリリーフエリアになる。
    1〜2の間の後方エリアもリリーフエリア。

    ロストボール・紛失球(図2)の場合ホールから1の地点を通る直線の外側2クラブレングスにするか、2の地点を通る直線とその外側(フェアウェイ側)の2クラブレングスまでのジェネラルエリアすべてがリリーフエリアになる。
    1〜2の間の後方エリアもリリーフエリア。

[図1]

OBだった場合の「前進2罰打」の処置(措置)の仕方(やり方・方法)

プレーヤーの打ったボールが OB になってしまい「前進2罰打」を選択した場合のリリーフエリア(ドロップエリア・ドロップゾーン)の決め方
前進2罰打・OBの場合のリリーフエリア

 

[図2]

ロストボール(紛失球)になってしまった場合の「前進2罰打」の処置(措置)の仕方(やり方・方法)

プレーヤーの打ったボールがロストボール(紛失球)になってしまい「前進2罰打」を選択した場合のリリーフエリア(ドロップエリア・ドロップゾーン)の決め方
前進2罰打・ロストボールだった場合のリリーフエリア
実際のところ、OBやロストボールで「前進2罰打」を選択したのであれば、フェアウェイとラフの境界から「フェアウェイ側に2クラブレングス」と覚えて、「フェアウェイ側のリリーフエリアにドロップ」が一般的でしょう。

暫定球を打っている場合には、このローカルルール「前進2罰打」は使えませんので、暫定球でプレーしなければなりません。
また、暫定球がOBやロストボールになり、2球目の暫定球を打っていないケースでは、暫定球に対してこのローカルルール「前進2罰打」は認められます。

 

【関連記事ページ】
ドロップの正しいやり方とは?

 

 

各ゴルフ場による「前進2罰打」のローカルルールの併用と不採用 例

 

各ゴルフのローカルルールを要確認!

 

【某ゴルフ場のローカルルールでの「前進2罰打」の特設ティーとの併用 例

 

プレーイング4(特設ティー)は、「新ルールとの併用をするため、2罰打で利用できる、とさせて頂きます。
これにより、たとえば、第1打がチョロで、2打目がOBとなった場合でも、特設ティーから第5打で打つ事も選択できます」。
というようなローカルルールに変更したゴルフ場もあります。

 

 

【某ゴルフ場のローカルルールでの「前進2罰打」の不採用 例
(主にクラブ競技での不採用と思われる例)

 

 

 

上記の例にもあるように、すべてのゴルフ場がローカルルールで「前進2罰打」の新ルールを採用している訳ではありません。

 

「前進2罰打」のローカルルールが「併用」されていたり、「不採用」のゴルフ場もあったりしますので、各ゴルフ場のローカルルールは今まで以上に「要確認!」です。

 

 

センターシャフト

ゴルフクラブのシャフトが、ヘッドの中心部に取り付けられたもの。

 

パターのみに認められる構造。

 

センターシャフトのパター 一覧

スポンサーリンク