Q&A
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ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカーショットがトップしてOBとなった。
1打付加してドロップしたのだが、その前にバンカーをならしておいた。
<ルール>
バンカー内の砂に触れたりする事を禁止しているのは、「ボールがバンカー内にあるか、これに触れている時」。
したがって、この場合は砂をならしても罰は無い。
【処置(措置)】
そのままプレー。
ここまでは、ノーペナルティ(無罰)
訂正しない場合は、2ペナルティ(2罰打)
<状況>
柔らかいバンカーなので、ドロップすると目玉になりそうだった。
そうならないようにプレースした。
<ルール>
適用規則の処置違反!
プレーする前であれば、無罰で拾い上げ、やり直せる。
【処置(措置)】
無罰でやり直す(ドロップする)。
訂正しない場合は2罰打を加え、そのままプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカーから出るには出たが、思ったところに行かず悔し紛れにクラブで砂を叩いたところ、その後にボールがバンカーに戻った。
<ルール>
ボールがバンカー内にある時に、クラブで地面に触れてはいけない(規則 13-4)
今回は、これに当てはまらない。
【処置(措置)】
そのままプレー。
ただし、
ボールがまた戻ってきた時に、クラブを叩きつけていたとすると「2罰打」。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
バンカーに入ったボールの後方の砂が盛り上がっていた。
バックスイングでヘッドがそれに当たったが、そのままボールを打った。
<ルール>
ダウンスイングに入るより前にクラブが砂に触れるのはペナルティー。
ストロークの前にクラブがバンカー内の地面に触れると2罰打。
ストロークとは、ボールを打って動かす意思を持って行うクラブの前方への動きのことを言う。
なので、バックスイングはれっきとした「ストロークの前」。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカー内に落ちていた枯れ枝にヘッドが触れてしまった。
<ルール>2019年ルール改訂
バンカー内のルースインペディメントに触れても、それを取り除いても罰はない。
【処置(措置)】
無罰で、そのままプレー。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
イメージを出すためにバンカー内で素振りをしていたら、たまたまヘッドが砂に触れてしまった。
<ルール>
素振りでバンカー内の砂に触れるとペナルティー。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカーの縁で砂の上にせり出した草の上にボールが乗っていた。
アドレスの時に、その草にクラブが触れてしまった。
<ルール>
バンカーの限界は、上方には及ばない。
バンカーの縁や、バンカーの内部で、草に覆われている地面は、バンカーではない。
【処置(措置)】
無罰で、そのままプレー。
2罰打を払えばバンカーの外にドロップできる
<状況>
ボールがバンカーのあごの部分にめり込んでいた。
そこから、ピンを結んだ後方線上のバンカーの外にアンプレヤブルの処置でドロップしてプレーした。
<ルール>2019年ルール改訂
アンプレヤブル宣言をし、2罰打を払えばバンカーの外にドロップできるようになった。
めり込んでいるボールをマークして、ピンとそのマークを結んだ後方線上のバンカー外にドロップすることができる。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
通常、アンプレヤブルは1罰打。
バンカー内にドロップするか、元の位置に戻れば、1ペナルティ(1罰打)でプレーできる。
[改訂前(2018年まで)のルール]
誤所からのプレーの2罰打を加え、バンカー内部にドロップし直してプレー。
これをしないと競技失格。
<動画>
【ゴルフ新ルール】初心者にはありがたい砂地獄回避策!バンカーでのアンプレヤブル
1ペナルティ(1罰打)
<状況>
柔らかいバンカーでドロップしたら目玉になってしまった。
これでは救済にならないと思い再ドロップした。
<ルール>
バンカー内でのドロップの結果が地面にめり込んでも救済は受けられない。
【処置(措置)】
1罰打を加え、初めにドロップした目玉のライを復元し、プレースしてプレー。
今回、すでにインプレーになっているボールに触れて動かしたことになるので1罰打となる。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
ボールがバンカー内のテンポラリーウォーター(旧 カジュアルウォーター)に入ってしまい、手を濡らしたくなかったのでクラブでボールをかき寄せた。
その際、クラブがバンカー内の砂には触れなかった。
<ルール>
バンカー内の砂に触れていないので、無罰。
【処置(措置)】
バンカー内のテンポラリーウォーターの処置をとってプレーを続ける。
<参照>
テンポラリーウォーター(旧 カジュアルウォーター)や修理地からの救済方法(「バンカー内にある場合」を参照)
1ペナルティ(1罰打)でバンカー外にドロップできる
<状況>
雨上がりで、バンカー内が満水だった。
そこに打ち込んでしまったが、ドロップする場所が無いので、バンカーの外にドロップした。
<ルール>
バンカー内のテンポラリーウォーター(旧 カジュアルウォーター)の処置では、「1罰打付加」してバンカー外の後方線上にドロップできる。
バンカー内の水が満水かどうかには関係なく、バンカー内のテンポラリーウォーターの救済措置として、1罰打を払ってバンカー外の後方線上にドロップできる。
【処置(措置)】
後方線上にドロップした場合は「1罰打付加」して、そのままプレー。
この場合、
バンカー内のテンポラリーウォーターの処置でも1罰打なので、アンプレヤブルとして元の位置に戻るという選択肢もある。
無罰で済ます方法としては、
そのまま打つか、ホールに近づかないバンカー内の水の一番浅い所(満水の場合)にドロップすることもできる。
ノーペナルティ(無罰) または、1ペナルティ(1罰打) または、競技失格!
<状況>
バンカー内の水たまりにボールが入った。
そこから1クラブレングスを探したら、バンカーの外のラフになったが、かまわずドロップした。
<ルール>
罰無しにバンカー内のボールの救済を受けて、バンカー外へドロップすることはできない。
【処置(措置)】
バンカー外にドロップしたボールを、まだ打っていなければ、無罰で正しい場所にドロップしなおして、プレー。
または、
バンカー内のテンポラリーウォーター(旧 カジュアルウォーター)の措置として、「1罰打付加」してバンカー外の後方線上にドロップしてプレー。
今回のような場合、
訂正しないと競技失格!
バンカー内で救済を受ける場合、バンカー内にドロップするのが基本。
バンカー内のテンポラリーウォーターの救済を受ける場合、「罰無しにドロップできる」のは、
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカーショットをしたら土手ではね返って足元にボールが触れた。
しかも足をどけたら足跡に転がり込んでしまった。
<ルール>2019年ルール改訂
バンカーに限らず、戻ってきた自分のボールに当たっても罰はない。
【処置(措置)】
無罰で、当たったボールは足に触れて止まったところにリプレースして打つ。
今回、足をどけてボールが動いたことに関しても罰は無い。
[改訂前(2018年まで)のルール]
バンカー内で戻ってきた自分のボールに当たると罰を受ける.
2008年から、動いているボールが自分の体に当った場合は、2罰打から1罰打になった。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
クラブを何本か持ってバンカー内に入り、仕様選択から外れたクラブをバンカー内に置いた。
<ルール>
単にクラブやバンカーレーキをバンカー内に置くだけでは「ハザードの状態をテスト」したとはみなされず、罰がつくことは無い。
方向を示すためにクラブやバンカーレーキを置いてしまうと、砂の上なのでストロークする時に取り除いてもその跡が残ってしまうため、罰がついてしまう可能性があるので注意!
(公正の理念(規則1-4)に従って、プレーヤーはマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打の罰)
【ゴルフルール動画】
「バンカーにクラブを持ち込んだら」編
関雅史の3分間ゴルフルール
ここまでは、ノーペナルティ(無罰)
<状況>
ウエッジを2本持ってバンカーに入り、1本を砂の上に置いてから打ったら、ボールが戻ってきて置いていたクラブに当たった。
<ルール>2019年ルール改訂
バンカー内でも、打ったボールが跳ね返って偶然、自分の体、携帯品に当たっても罰は付かない。
【処置(措置)】
無罰で、クラブを取り除いて、そのままプレー。
クラブを取り除く際にボールが動いた場合、罰無しで元の位置にリプレースしてから打つ。
クラブではなく、レーキなどの動かせる障害物の場合は、たとえ後でならすために自分が持ち込んだものであっても罰は無い。
1ペナルティ(1罰打)
<状況>
バンカー内のボールに対して、スタンスを固めようとしていたら、ボールが動いた。
<ルール>
バンカー内で足を砂に潜らせたり、固めている間にボールが動くのは反則。
【処置(措置)】
1罰打を加え、リプレースしてプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
バンカーショットが成功したが、納得できなかった。
そこで、ボール無しでバンカーショットの練習をした。
<ルール>
ボールが出た後、バンカー内で練習の素振りをしても構わない。
【処置(措置)】
そのままプレー。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
バンカーショットをする前に、ボールから離れた所で、イメージをつかむためにバンカーショットの練習スイングをした。
<ルール>
バンカー内にボールがある時に砂の状態のテストをすることはできない。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
ボールから離れた位置で、砂にクラブをつけない練習スイング、あるいはクラブを持たない練習スイングでも、スタンスをしっかりとって行うと、砂質のテストとみなされ「2ペナ」となるので注意!
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
隣のバンカーなら砂質のテストにはならないと思い、そこで練習スイングをした。
<ルール>
隣のバンカーであろうと、砂質のテストとなり、違反。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
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