ゴルフルール&マナー

ゴルフルール&マナー

ゴルフのルールは、定期的に改正・改訂・変更されている

 

ゴルフルール(規則)は、定期的に改正・改訂・変更が行われています。

 

たとえば、
ゴルフのルールブックを数年前に読んだからといって現在も「全ての処置やペナルティーが当時のままであるという保障は無い」のです。

 

ゴルフの競技者によって、ルールーの解釈や説明が分かれてしまうのは、こういったところにも原因があるのです。

 

ゴルフルールの4原則
  1. あるがままの状態でプレーする原則
  2. 1つのボールをプレーする原則
  3. ストロークの連続性
  4. ホールアウトの原則

Q&A

ゴルフのルール

実際にプレーしながらルールーを覚えよう

 

時々、ゴルフコースにてルール(規則)を正しく適用できない、という例を見かけます。

 

プロゴルファーやキャディーでも、迷ったり分からない処置には「競技委員や委員会」の人を呼んで相談しているところをテレビ中継などで見たことがあると思います。

 

ゴルフには、それほど予期せぬ状況になってしまう場合が多いのです。

 

そこで、
ルールーやマナーに対するある程度の予備知識は必要ですが、

 

実際にコース上で起きた事、疑問に思ったことがあるたびに「ゴルフのルールブック(規則書)や解説書を見て確認する」ことをおすすめします。

ゴルフルールブック 一覧

 

 

コースでプレーすることと規則を覚えることを同時に行うことが、ゴルフ規則を理解し、覚えることの近道となります。

 

 

よくあるトラブルの処置

ゴルフのルールを完璧に適用できる人間はいない

 

ゴルフのルールをコースでの経験やルールブックである程度覚えてきたら、
注意しなければいけないことがあります。

 

それは、
「わたしはルールーには詳しい」、
「いや、私だってルールーブックを読んだ事があるので正しい」と言って、
他のプレーヤーのプレーに、むやみに介入していくことです。

 

誤った裁定をしたのに「私が言った事に間違いは無い」と言って誤りを認めないことは、非常に恥ずかしい行為です。

 

また、
ゴルフルールー(規則)を知らない人には教えてあげましょう。
だからといって、「他人を取り締まるような態度をとらない」ようにして下さい。

 

 

ゴルフ用語の解説ページへのリンクボタン

ゴルフのルールを知っておく責任は、プレーヤーにある!

 

ゴルフのルールについての疑問は、プレーヤー同士だけで問題を解決しようとすべきではありません。

 

また、たとえ委員会や競技委員、レフェリーが誤った裁定をしたとしても、彼らを責めるのは間違いです。

 

つまり、たとえ委員会や競技委員、レフェリーであっても「裁定は人間が行うもの」ですから、間違える事も有るということです。

 

「ゴルフのルールを知っておく責任はプレイヤーにある」のですから、間違いを「他人のせいにしない」ようにしましょう。

ゴルフのマナー・エチケット

紳士のゴルフファッション

ゴルフは英国(イギリス)の礼儀や格式を重んじる貴族たちが最初に始めた遊び(スポーツ)。

 

審判が立ち会うことがないゴルフでは、故意にルール違反をするものはいないと言う前提で成り立っています。

 

すべてのゴルファーがルールを遵守しており、マナー・エチケットが重んじられているのがゴルフです。

 

練習場に通いながらゴルフの技術やテクニックを覚えることも大切ですが、もし、あなたが初心者ゴルファーなら、何よりも先に『ゴルフのマナー・エチケット』を理解しておくべきです。

 

ゴルフの行き帰りの服装のマナー、コースでの服装のマナー、クラブハウス内でのマナー、ラウンド中の行動のマナー、などなど。

 

これらのマナーを知っているだけで、ゴルフ場で恥をかくことはないのです。

 

 

ゴルフのマナーへのリンクボタン 

 

 

変更されたホールの名称

 

2019年1月1日よりコース内の名称が変わり、5つのエリアに分類されています。

 

〔新名称〕
4つの “特定エリア”

  • ティーイングエリア
  • ペナルティーエリア
  • バンカー
  • パッティンググリーン

 

〔新名称〕
“ジェネラルエリア”
上記4つの特定エリア以外の場所で、そのエリアにあるすべての種類の地面、成長・付着している物(木・草など)を含みます。(旧称・スルーザグリーン)

 

 

【図解】
新・ホールの名称
新・ホールの名称

 

 

2019年から変更になった名称

  • 旧称・ティーインググラウンド ⇒ 新名称・ティーイングエリア
  • 旧称・ウォーターハザード ⇒ 新名称・ペナルティーエリア
  • 旧称・スルーザグリーン ⇒ 新名称・ジェネラルエリア

 

【ジェネラルエリア】(旧称・スルーザグリーン)

 

スルーザグリーン

 

ジェネラルエリアとは、バンカーや池、川などのハザード(コース内の危険区域)を除いたエリアの総称で、ティーイングエリアからパッティンググリーンの間までの範囲の名称(ティーイングエリアとパッティンググリーンは除く)。

 

【ティーイングエリア】(旧称・ティーインググラウンド)

 

ティーイングエリア

 

ティーイングエリアとは、ティーショット(そのホールのファーストショット)を打つ位置で、この場所の前方には二つの標識を置き、その外側を結ぶ線を前方の一辺とし、2クラブ・レングスの線を横の一辺とする方形の区域をいう。

 

【レギュラー・ティー】

 

フロント・ティー」ともいう。

 

【バックティー】

 

チャンピオン・ティー」ともいう。

 

【フェアウェイ】

 

フェアウェイ

 

きれいに刈り込みをしてある地域」で、ボールを打つのに最も適したライといえる。

但し、公式ルールーの用語ではない。

 

【ラフ】

 

草を刈り込まず、長く伸ばしている地帯」のことをラフという。

但し、公式ルールの用語ではない。

 

【フェアウェイバンカー】

 

サイドバンカー

 

砂地のハザード地帯で、フェアウェイに沿っているときは、「サイドバンカー」といい、

フェアウェイとクロスするよう横たわっているときは、「クロスバンカー」という。

アドレスでクラブのソールを地面につけてはならない。

 

【ガードバンカー】

 

ガードバンカー

 

砂地のハザード地帯で、「グリーン周りのバンカー」をいう。

グリーン・サイド・バンカー」ともいう。

 

【ペナルティーエリア】(旧称・ウォーターハザード)

 

 

〔池〕

ウォーターハザード

 

〔川〕クリーク

クリーク

「コースを横切ったり、コースに沿ってある川」をクリークともいう。

 

一般的に、池・川・海などをペナルティーエリアといい、そこへボールを打ち込んだ場合、プレイできる状態であれば、そのままプレイできる。

 

【グリーン】

 

グリーン

 

正式には、「パッティング・グリーン」といい、パッティングのために特に整備してある全区域をいう。

 

【OB】

 

OB

 

OBとは、「アウト・オブ・バウンズ」の略。

コースから外れたプレイ区域外の地帯で、白杭で表示されている。

 

ここに打ち込んでしまうと、1ペナルティーとなり、元の位置から打ち直しとなる。

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