Q&A
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1ペナルティ(1罰打)
<状況>
グリーン上のボールをマークする際に、マーカーをボールの後ろ5センチ位の所に置いて拾い上げ、同じ場所にリプレースした。
<ルール>
ボールのすぐ後ろにマークすることが望ましい。
5センチも離れた所にマークして拾い上げたとすると、正確にボールの元の位置を特定し、リプレースできる場所とはいえない。
【処置(措置)】
1罰打を加え、リプレースしてマークし直す。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
グリーン上の自分のボールを打ったら、同伴競技者のボールに当たってしまった。
<ルール>
当てた方は2罰打であるがまま、当てられた方は元の位置に無罰でリプレース。
【処置(措置)】
2罰打を加え、止まった位置からそのままプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
自分の順番だと思ってパットしたら、ほぼ同じ距離から同伴競技者も同時に打っていた。
そのボールがぶつかり、ひとつはホールインした。
<ルール>
グリーン上で、動いているボール同士がぶつかった場合は、双方とも無罰でリプレースして再プレーしなくてはならない。
双方のプレーヤーのストロークは取り消しとなる。
【処置(措置)】
双方とも、無罰で元の位置にリプレースして、やり直し。
ホールインしてもしなくても、双方ともやり直し。
もしも打ったのがグリーンの外からだった場合、無罰で止まった所からプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
グリーンの外からのアプローチが、グリーン上の他人(同伴競技者)のボールに当たった。
<ルール>
グリーンの外から打ったボールが、グリーン上のボールに当たっても罰は無い。
【処置(措置)】
無罰で、止まった所からプレー。
当てられた方は元の位置に無罰でリプレース。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
ラインを読み、その通り打ち出しているか確認のために、キャディーをパットの線の後ろに立たせた。
<ルール>
パットの線の後方延長線上にキャディーを立たせてストロークしてはならない。
さらに、
2019年のルール改訂により、アドレスするまで立たせ、その後、別の場所に移動させてストロークしても罰が付くようになった。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
ピンに付き添っているキャディーが、右足を目標にして打てばいいと指示したので、それを目印にして打った。
<ルール>
狙い所を示させて、そのままストロークすることは認められない。
ストロークする時に、示したものを移動しておかなければ罰となる。
これは、グリーン上以外でも共通のルール。
【処置(措置)】
2罰打を加え、そのままプレー。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
キャディーに狙い所を聞いた所、カップのふたつ分 左だとグリーン上に指をつけて教えてくれた。
<ルール>2019年ルール改訂
パットの線を教える時に、グリーン面に触れても良くなった。
【処置(措置)】
無罰で、そのままプレー。
【動画】
パッティンググリーン面に触れる
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
グリーンの外からアプローチしたボールが、誰も付き添っていないピン(旗竿)とホールの内側のふちに挟まる形で止まっていた。
<ルール>
グリーンの外から打ったボールが、ピンに当たっても罰は無い。
また、2019年のルール改訂により、グリーン上でパッティングしたボールがピンに当たった場合でも罰は付かなくなりました。
さらに、ボールが旗竿に寄りかかっている場合、ボールの一部でもパッティンググリーン面より下にあれば、そのボールはホールに入ったものとみなされます。
これまで(2018年まで)のルールでは、旗竿を動かしてホールに沈める必要がありましたが、その必要がなくなりました。
【処置(措置)】
ボールの一部でもパッティンググリーン面より下にあれば、そのボールはホールインしたとみなされる。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
ボールがピンとホールの内側の縁に挟まる形で顔を出して止まっていた。
ホールインしたものと思い、拾い上げた。
<ルール>2019年ルール改訂
ボールが旗竿に寄りかかっている場合、ボールの一部でもパッティンググリーン面より下にあれば、そのボールはホールに入ったものとみなされる。
【処置(措置)】
ホールアウトとなる。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
あまりのロングパットだったので、寄せるだけのつもりで打ったボールがピンに当たってしまった。
<ルール>2019年ルール改訂
新ルールでは、パッティンググリーン上でボールを打つ時、ピンを立てたままでもよくなった。
これにより、立っているピンにグリーン上から打ったボールが当っても罰は無い。
【処置(措置)】
無罰で、そのままプレー。
【動画】
ホールに立てたままの旗竿に球が当たる
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
グリーン上でパッティングしたら、歩いていた同伴競技者に当たった。
<ルール>
グリーン上で動いている局外者にボールが当たった場合、罰無しでやり直す。
そのストロークを取り消して、元の位置からやり直さなければならない。
やり直さないと、誤所からのプレー違反が重大と認められた場合には、競技失格。
同伴競技者ではなく、カラスや動物の場合も、あるいは他のホールから飛んできたボールであっても同様に扱われる。
【処置(措置)】
無罰で、リプレースしてやり直し。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
グリーン上からパッティングしたボールが、抜かれて置いてあったピンに当たって、はね返ってそのままホールインした。
<ルール>
置いてあるピンにグリーン上で打ったボールが当った場合には罰が付く。
ピンがグリーンの外に置いてある場合でも同じ。
また、
ボールが動いている間に、抜かれて置いてあったピンに、そのボールが当たりそうになった時は、誰が動かしても無罰。(2008年改正)
ボールは止まった所からプレーすることになるので、この場合、ホールインは認められる。
【処置(措置)】
2罰打は付くが、ホールインは認められる。
2ペナルティ(2罰打)
<状況>
カップの縁で、中をのぞき込むようにボールが止まっていた。
アドレスする前に、風で落ちるかもしれないと期待しながら、ゆっくり行動したらホールインした。
<ルール>
故意にゆっくり近づいた場合は、不当の延滞となる。
ボールが縁に止まっている場合、ボールに歩み寄る時間に加え、「10秒間待つことができる」が、故意にゆっくり歩いていった場合、不当な延滞とみなされ、2罰打となる。
ボールは止まった所からプレーすることになるので、この場合、ホールインは認められる。
【処置(措置)】
2罰打は付くが、ホールインは認められる。
ノーペナルティ(無罰)
状況によって、ホールインが認められる場合と、認められない場合がある。
<状況>
カップの縁で止まっているボールにアドレスしたら、ストロークする前にボールが動いてホールインした。
<ルール>(2016年改訂)
新ルールでは、一旦 マークしてピックアップした後(拾い上げた後)に、リプレースされたボールが、風や傾斜などによって動いた場合は、無罰で元の位置に戻さなければならない。
また、ボールをマークをしてピックアップする(拾い上げる)前であれば、アドレスしたかどうかに関係なく、ボールが動いて止まった位置(新しい位置)からプレーしなければならない。
【処置(措置)】
一旦マークしてリプレースされているボールの場合は、無罰でボールを元の位置に戻してプレー。
マークする前(ピックアップする前)にボールが風や傾斜などによって自然に動いてしまった場合は、無罰で新たにボールが止まった位置からプレー。
従って、このような場合はホールインが認められる。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
Aがグリーン上からパットしたボールは、カップをオーバーしてグリーンの端っこにあった取り除かれた旗竿に当たりそうになったので、プレーヤーBがとっさに取り除き、ボールは旗竿に当たらなくて済んだ。
この場合罰はつくのか。
AにもBにも罰はつかない
<ルール>
ボールが動いているときは、そのボールの動きに影響を及ぼすかもしれない障害物は動かしてはならない。
ただし、
プレーヤーの携行品や、付き添われたり、取り除かれたり、差し上げられた旗竿は除く。
【処置(措置)】
無罰でプレーを続行する。
もし、Aのボールが置かれていた旗竿に当たってしまっていたら、Aに2罰打が課せられる。
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
Aはパッティンググリーン上にある自分のボールをマークするために近づいた際に、不注意にも持っていたパターを落としてしまい、自分のボールを動かしてしまった。
この場合、Aに罰はつくのか。
<ルール>2019年ルール改訂
新ルールでは、プレーヤーが自分のインプレーのボールを偶然動かしてしまっても罰は付かなくなった。
ただし、動かされたボールはリプレースしなければならない。
リプレースを怠って動かされた場所からプレーしてしまうと誤所からのプレーによる2ペナルティ(2罰打)が科される。
【処置(措置)】
無罰で、元の位置にリプレースしてプレーを続ける。
10秒以内だったのでホールインが認められる
<状況>
Aはパーパットを打ったところ、ボールはホールのギリギリのところに止まった。
ボギーパットを打つためホールに近づき 5秒ほどそのボールを見ていたらなんと、そのボールが自然にホールに入った。
Aのホールインは認められるか。
<ルール>
ボールの一部がホールからせり出している場合、プレーヤーは不当に遅れることなく、ホールに歩み寄る時間に加え、ボールが止まっているかどうかを確かめるために、さらに10秒間待つことができる。
その間にボールが落ち込まなければ、そのボールは止まったものとみなされる。
前記の行動をとり、10秒過ぎてからホールに落ち込んだ場合は、ホールイン自体は認められるが、1ペナルティ(1罰打)を加えなくてはならない。
また、「プレーヤーは不当に遅れることなくホールに歩み寄る時間」と書かれているように、ホールに歩み寄る時間をゆっくりとしたり、わざと時間をかけて歩み寄ったりした場合は、これが認められない。
【処置(措置)】
ホールインが認められる
ノーペナルティ(無罰)
ただし、状況によって、処置の方法が違う。
<状況>
パットするためにアドレスしたが、ラインを読むためアドレスを解いてボールの後ろからラインを読んでいたらボールが自然に動き、ボールはカップに近づいて止まった。
罰は付くのか。
<ルール>(2016年 ルール改正)
新ルールでは、
一旦 マークしてピックアップした後(拾い上げた後)に、リプレースされたボールが風や傾斜などによって動いた場合は、無罰で元の位置に戻さなければならない。
また、ボールをマークをしてピックアップする(拾い上げる)前であれば、アドレスしたかどうかに関係なくボールが動いて止まった位置(新しい位置)からプレーしなければならない。
【処置(措置)】
一旦マークしてリプレースされているボールの場合は、無罰でボールを元の位置に戻してプレー。
マークする前(ピックアップする前)にボールが風や傾斜などによって自然に動いてしまった場合は無罰で、新たにボールが止まった位置からプレー。
【動画】
グリーン上でリプレースした球が動く
ノーペナルティ(無罰)
<状況>
アプローチショットが旗竿(ピン)の手前の登りのラインにナイスオンした。
グリーンに上がる前に汗を拭いた自分のタオルをグリーンの手前に置いておき、登りのラインのパッティングをしたところ、カップをオーバー。
次の返しのパットは下り傾斜で思った以上に転がり、グリーンの外に置いておいた自分のタオルに当たってしまった。
<ルール>2019年ルール改訂
新ルールでは、自分の携帯品であるタオルやクラブにボールを当ててしまっても罰は付かない。
打った球が自分、または自分のキャディや携帯品に当たったっても無罰。
【処置(措置)】
無罰で、ボールが止まった場所からプレーしなければならない。
グリーン上とグリーン外では処置の仕方が違う
もし、ボールがグリーンの外(ジェネラルエリアあるいはバンカー内)に置いておいたタオルの中か上に止まったときは、そのボールの真下にマークをして、タオルを取り除き、ホールに近づかないできるだけ近い所にそのボールをドロップしてプレーしなければならない。
また、それがグリーン上であった場合は、そのボールの真下にマークをして、タオルを取り除き、そのボールをプレースしてプレーしなければならない。
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