Q&A
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使用球を公認球に限定しているかどうかは、競技によって異なる。
自分が出場する競技の「競技の条件」を確認しておく必要がある。
トップアマの競技の多くでは、この「競技の条件」が採用されているが、ゴルフ規則では倶楽部主催のゴルフ競技である月例大会などでは、公認球の使用を競技の条件とはしていない。
公認球の使用は、プロやトップアマなど、エキスパート・プレーヤーの参加するゴルフ競技に対してだけ勧めるとしている。
つまり、
通常は公認球でなくても使用できる。
「くじで決める」のが正式
スタート前に組み合わせ表が作られていなくても、くじ引きなどで決めるのが正しいオナーの決め方。
コインやティーペッグをトスしたり、ジャンケンをするなど、いずれでもよい。
競技会では、もし正しい規定に反したやり方で、プレーヤーの1人に有利になる順番を決めたと判断されれば、それに同意したプレーヤーは全員が競技失格になる。(規則 10-2)
ノーペナルティ(無罰)
落雷などの危険を伴わない気象状況下でのプレーの中断を告げるアナウンスがあっても、同ホールをホールアウトするまでプレーを続けても違反にはならない。
ただし、マーカーが付き添ってプレーしないと、そのラウンドのスコアは認められない。(規則 6-8a)
ホールとホールの間にいた時は、プレーを再開してはならない。(規則 6-8b)
<通常のプレー中断>
(ある競技での競技の条件・ローカルルールの例)
短いエアホーン(またはサイレン)が繰り返して鳴った場合。
または、エアホーンを使用せず競技委員を通じて競技者に連絡された場合。
(例)
日没や強風、激しい雨などによるプレーの中断
競技失格
落雷など険悪な事態が潜在する状況下で、委員会の決定によりプレー中断の指示が出たときは、プレーヤーはプレーを直ちに中断しなければならない。
<プレーの即時中断>
(ある競技での競技の条件・ローカルルールの例)
1回の長いエアホーン(またはサイレン)が鳴った場合。
または、エアホーンを使用せず競技委員を通じて競技者に連絡された場合。
競技者がすぐにプレーを中断しなかった時は、「ゴルフ規則 33-7」に決められているような、罰を免除する正当な事情がなければ、その競技者は競技失格となる。
同じ組の競技者全員がホールとホールの間にいたときは、各競技者は委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。
1ホールのプレーの途中であったときは、各競技者はすぐにプレーを中断しなければならない。
そのあと、委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。
<プレーの中断と再開の合図について>
(ある競技での競技の条件・ローカルルールの例)
・即時プレー中断と再開の合図
1回の長いエアホーン(またはサイレン)を鳴らして通報する。
またはエアホーンを使用せず本部より競技委員を通じて競技者に連絡する。
・通常のプレー中断と再開の合図
短いエアホーン(またはサイレン)を繰り返して通報する。
またはエアホーンを使用せず本部より競技委員を通じて競技者に連絡する。
不当な延滞がなければ、ノーペナルティ(無罰)
パターを取りに戻ること自体は違反ではない。
ただし、
そのプレーヤーのプレーの順番にプレーする準備ができていなかった場合には、不当な延滞とみなされ、「2罰打!」となる。
延滞の恐れがあるときは、パター以外のクラブでパットしておくのが無難。
アドバイスをした側に、2ペナルティ(2罰打)
アドバイスを受けた側は、アドバイスを要求したわけではないので、ノーペナルティ(無罰)。
ただし、ルールに関する情報や、距離に関する情報など、公知の事実は、「アドバイス」ではないので、誰に聞いても違反とはならない。
両者とも、2ペナルティ(2罰打)
<状況>
同伴競技者に、「今、何番のクラブで打った?」と聞かれたので、「ちょっと大き目の6番で打った」と正直に答えた。
ギブアップには、
「ローカルルールで推奨されているギブアップ」と、
「マッチプレーのルールで定められたギブアップ(コンシード)」の2種類がある。
<ローカルルールのギブアップ>
[2019年ルール改訂]
2019年のルール改訂によって、新ローカルルールとして「ホールごとの最大スコアを設定する」ことが推奨されるようになりました。
例えば、「パーの2倍」とか、「1ホールの最大スコアを10にする」などと、「決められた数」に定めることが出来るということです。
つまり、いくら打っても、そのホールでのスコアは「決められた最大スコア」にしかなりません。
また、打数が最大スコアに達した場合、そこでボールを拾い上げて、最大スコアをそのホールのスコアとして認められるということです。
特に、コースに出て間もない初心者などのプレーヤーがいた場合、プレーの延滞や他のプレイヤーにも配慮したルールです。
【動画】
Maximum Score Form of Stroke Play
ただし、ストロークプレーでのギブアップは、公式には認められていません。
公式競技のストロークプレーでは、あくまでも「ホールアウトするまでゲームは終了しない」。
[改訂前(2018年まで)のルール]
一般的にいうギブアップとは、ストロークプレーで「各ホールで定められた規定打数(パー)の3倍の打数がかかってしまった場合」や、まだ3倍の打数に達していなくてもプレイヤー自身が「もうこのホールは諦めよう」と思った時にギブアップを宣言すれば、そのホールを中断、終了することができるようにしたローカルルールのこと。
つまり、パー5のロングホールでのギブアップなら、パーの3倍の打数「15」をスコアとし、プレーの途中であっても、そのホールを終了することが出来るというルール。
これも、プレーの延滞や他のプレイヤーに配慮したローカルルールです。
<マッチプレーのルールで定められたギブアップ>
ホールの勝利数で争う競技のマッチプレーには「ギブアップ」というルールが存在します。
正式名称は「コンシード」。
ホールの途中で相手に負けることを意味します。
例えば、もうほぼ負けが確定しているホールで、そのプレイヤー自身がコンシードを宣言して、ギブアップします。
マッチプレーでは、ストロークプレーのような打数ではなく、各ホールの勝利数で争うため、実際にコンシード(ギブアップ)はよく使われています。
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